「露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことは 夢のまた夢」
Like dew I appear, like dew I vanish. All the glory of Naniwa is but a dream within a dream.
— 豊臣 秀吉(Hideyoshi Toyotomi)
時代: 1598
出典: 辞世の句(『太閤記』『当代記』所収)
自分の人生や成し遂げた栄華は、朝露のように儚く消え去るものであり、すべては夢のような幻であったという、天下人としての最期の境地。
1598年8月18日、伏見城での辞世。『太閤記』『当代記』に記録。