「正義と道徳に基づいた生き方こそが重要なのであって、生きていること自体が重要なのではない。」
It is not living that matters, but living rightly.
— ソクラテス(Socrates)
時代: 紀元前4世紀
出典: プラトン『クリトン』(Crito)
単に生命を維持することに価値があるのではなく、いかなる状況でも真理と正義に従って行動すること、つまり「善く生きる」ことこそが大切であるという、彼の死生観と倫理観。
死刑判決を受けた後も、脱獄の機会を拒否して法に従い、自らの信念を貫いた際の言動を支えた思想。