「理論なき経験は空虚であり、経験なき理論は盲目である。」
Thoughts without content are empty, intuitions without concepts are blind.
— イマヌエル・カント(Immanuel Kant)
時代: 1781年
出典: 『純粋理性批判』(Kritik der reinen Vernunft)B75-76
経験(直観)を伴わない理論(概念)は現実離れしており、理論的な枠組みのない経験はバラバラで意味をなさない。知識は経験と理論の相互作用によって成立するという、認識論の核心。
彼の主著『純粋理性批判』において、経験論と合理論を統合し、人間の認識がどのように成立するかを論じた部分。